北海道紋別市にあります「ガリンコ号」の冬期運行、流氷クルーズについて、観光で行くべきなのか?料金や駐車場などの詳しい紹介や、実際行ってみてどうだったか、運行状況や所要時間などの情報です。
これから行く方に向けて観光の際にスムーズに回れるよう、有益な情報になるよう心掛けて作成していますので是非参考にしてみてください。
2024年度のガリンコ号 冬期運航は1月16日(火)~3月31日(日)になります。
ガリンコ号ってなに?所要時間は?
流氷を砕く大きなドリルで突き進むガリンコ号。
https://o-tower.co.jp/garinkogo.html
砕けた流氷と海水が織り成す神秘的な色彩や、砕かれた流氷が船体横から浮き上がってくる迫力満点クルーズ。
また、夏はフィッシングクルーズで釣りを楽しむこともできます。
一年中楽しめるガリンコ号に、ぜひ乗ってみませんか?
要は船に乗って流氷を見に行ったり、砕いて進むところを見られますよーってツアーです。
冬のガリンコ号の所要時間は大体1時間、自分が乗った時は1時間10分程でした。長くて1時間半になる可能性もあるようなので自分で予定を立てる際の参考にしてみてください。
乗船受付は1時間前から開始、発着場には15分前で行列になっていました。出航の15分前には受付を締め切りますと公式サイトには書いていますが最悪出航の5分前に手続きをすればギリギリ乗せてくれるそう、ただ状況によると思いますのでおすすめはしません。
あまり早く受付をしたり待ちたくない方は20分前位にこの施設に到着していればいいのかなという雰囲気でした!!
流氷の時期について
例年では1月下旬~3月中旬
ピークは2月中旬~3月上旬頃
今回伺ったのは2月半ばでした。
海に浮かんでいる物を見に行くというイベントなので流氷帯が離れすぎていると見ることができない場合があるようです。
ただ海岸沿いに流れ着いた流氷などもあり、大きな流氷帯が無かったとしてもそれなりに貴重な体験ができるなという印象でした!
ガリンコ号の料金や予約状況
大人 | 小学生 | WEB予約 大人 | WEB予約 小学生 | |
ガリンコ号Ⅲ | 4000円 | 2000円 | 3600円 | 1800円 |
ガリンコ号Ⅱ | 3000円 | 1500円 | 2700円 | 1350円 |
ガリンコ号ⅢとⅡの体験としての違いなどは後述します、WEB予約すると電話よりも最大400円もお得になるので、手続きが手間ではない方はおすすめです。
オホーツクタワーとのセット券がお得です
大人 | 中学生 | 小学生 | |
ガリンコ号Ⅲ タワーセット券 | 4100円 | 3850円 | 2050円 |
ガリンコ号Ⅱ タワーセット券 | 3200円 | 2950円 | 1600円 |
予約の電話番号は050‐1743‐5848
オホーツクタワーとガリンコ号はすぐ近くにありますので、両方行くのがオススメです。
●オホーツクタワーの見所などの情報はこちら↓
ガリンコ号の運行時間は時期によって異なります。ザックリと9時頃から大体2時間おきに運航している感じ、予約状況など詳しくは公式サイトでチェックしてみてください。
●予約などがメンドイ!って方は下記のツアーがオススメ!手間要らずですよ♪
ガリンコ号ⅢとⅡの違いは?
技術的なことや歴史など実際見る際にそこまで関係のないことは省略。気になる方は公式サイトで。
体験自体がどう変わるのかが気になる部分だと思いますのでそこのお話をしますと、ガリンコ号の見所の一つに「氷を砕きながら進む」というのがありますが、船の正面からだととても見やすいです。
ここがポイントでガリンコ号Ⅱは外の一番いい場所に2~4人ほど、中のガラスで仕切られた部分で10人ほどかなぁ、その位しか最高にいい場所というのがありません。後は横で砕けた後に流れてくる氷を見る感じ。
ガリンコ号Ⅲであれば船の外前方にぐるっと一周分見渡せるスペースがあり、全面で見やすいようになっています、これが見ごたえという部分でだいぶ違うと感じました。
ただ個人的には砕ける瞬間を見なくても、沖合で流氷を眺めているだけで満足でしたので、自分好みの方を選択すると良いですね。
その他重さが2倍以上違うので船酔いしにくいなどの利点がありますが、船酔いになりそうな沖合に出る感じでは無かったので酔い止めさえ飲んで行けばⅡでも大丈夫そうかも(自分はかなり船酔いしやすい方)
ガリンコ号に乗ってみた感想など
ここからは駐車場に降りてからガリンコ号に乗って体験するところまでの流れを紹介していきます。
乗る前の流れ
まずは「海洋交流館」という建物を目指していきます、ここに受付や船の乗船口などがあります。
駐車場から歩いてすぐです。セーコーマートなども入っているので分かりやすいかも。
フードコートなども充実
「海洋交流館」の中に入ると紋別の特産品などが並ぶ売店があり、その奥が受付になります。まずここで乗船券の引き換えなどの手続きを行って船を待つ感じになります。
15分前に乗船案内の放送が流れますのでこの辺りで待つと良いですよ!
ガリンコ号Ⅱに乗る方は特に位置取りなどが重要ポイントなので早めに並んでしまっても良いと思います。
船酔いが気になる方は乗る前に食べる事はおすすめしませんが、ここでご飯を食べて行けるようにもなっていますよ。
・こってり塩らーめんが売りのラーメン西や
・海鮮丼などの海鮮りん食堂
・イタリアンならquattro
・カレーのお店ルルコシンプ
その他たこ焼きやスイーツなどの軽食もあり、かなり充実しています!
※営業時間は11時からの所が多め、軽食などは9時から営業しているお店もあります。
歴史などが学べるスペースもありますので、乗船までの時間つぶしにもってこいです。
ガリンコ号の流氷体験はこんな感じ。
左に見えるのがガリンコ号Ⅲです、今回は右のⅡに乗った体験をご紹介します。
まずは乗船、一番いい位置で見たい方は外の前の方になります、だたずっと最初から外にいると寒すぎてせっかくの見所でギブアップになってしまう恐れもありますので難しいところ(^^;
顔が特に寒いので帽子とネックウォーマーは必須かなと思いました!
外に出て見るのが厳しい方や億劫な方向けにしっかりとした席もあります。ここはかなり空いていましたのでいる場所がないなんてことはなさそう。
とにかく外は寒いので温まりに来るのも良いです。
ここが穴場、皆さん外のゴミゴミした場所に行きたがりますが、ここは船首側でガリンコ号のスクリューがすぐ下にあります。
船が出港して最初の内はこんな感じの流氷が流れて来るだけでした、今回は流氷帯が近くに無いとの放送があり、これで終わるのかなと思っていましたが。。。
30分くらいするとこんな感じで小さな流氷帯へ到着することはできました、本体は沖の遠くに見え、今回は行くことができませんでしたが十分な見応えでした!!
氷を砕いて進むところを体験しやすいように中心に向かって突き進んでくれている印象で、砕いている時は船体がガタガタ揺れ臨場感もあり、その後浮き上がってくる巨大な氷塊は迫力満点!!かなり貴重な体験ができました。
人生で一度は行くべきかなと思います♪
ガリンコ号への行き方、駐車場などのアクセス。
「ガリンコ号」はガリヤ地区と呼ばれる紋別の観光名所が集まった場所にあります。駐車場は広くあり満車で停められないなんてことはほぼ無いと思います。
紋別空港から車で10分もかからない場所にありますので、道外からの観光でしたらレンタカーやタクシーなどで来ると色々スムーズです!
レンタカーを使用すれば紋別市内の方にあるグルメを堪能していくことも容易ですのでおすすめです、この辺りは車通りも少なく運転の難易度も低いですよ。
●個人的にオススメの海鮮、回転寿司はこちら↓
●その他オホーツクタワーなどの観光は合わせておすすめです、紋別地方の季節ごとのおすすめ観光名所やガリヤ地区の楽しみ方をまとめた記事はこちら↓
上の観光まとめ記事ではこの付近のおすすめの回り方なども紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね♪
冬に来るときの注意点としては、夜が氷点下の場合のブラックアイスバーンなどは見た目からも分かりにくくとても危険です、初めての冬道やあまり慣れていない方は昼の走行だけにすると安全性が高まります。
無理をしないで泊まっていくと良いかもしれません、自分は冬道を走り慣れてはいますが、やっぱり夜は嫌です(^^;