この記事では北海道の釧路市にあります「釧路湿原」について、観光時のおすすめの回り方などをメインに各施設を紹介していきます。
各観光名所に張り付けてある個別の記事では、その場所の所要時間、車でスムーズに行けるように駐車場の詳しいアクセス方法、入場料金等、観光時に実際に役立つ情報を記載していきます。
ただこの場所を知りたいだけであれば、公式サイトやパンフレットを見た方が良いです、この記事では実際自分で体験した上で、どんな方におすすめなのか、だれがいつ行くべき場所なのか分かりやすく記載、ちょっとでも「ん?」と思ったことはしっかり辛口で正直に書いていきます。
皆様の観光予定の参考になれば幸いです。
釧路湿原ってどんなところ?所要時間は?
今回ザックリと紹介するのはこんな感じの周り方↓
釧路市からぐるっと車で一周できるような感じです、この記事では上記のルートをスムーズに回れるように順番に記載していきます。
※「コッタロ湿原展望台」~「シラルトロ沼駐車場」や「塘路」に抜ける道(1060号線)が見所でもあるのですが、ナビではうまく通れないような表示になってしまうのでそこだけ注意、上記地図の右上はおすすめしたい道ではありません。
本当にザックリと見て行って自分は4時間ほどかかりました、しっかりと見て行けば一日かかるようなプランという感じ。
記事の内容でイマイチそうだなと感じる場所を飛ばして、一番いい見所だけ行けば3時間ほどで行けるかなぁ、それでもかなりボリュームのある観光になりますよ!!
車が無い方などは釧路湿原ノロッコ号なんてのもあり、電車でJR釧路駅~JR塘路駅間を走って湿原を見て行くなんて体験もできます、ただこれだと展望台など上から見下ろせる感じではないので、最高の体験なのかと言われるとどうでしょう。
それではここから上記の車で行くルートについて、順番に各施設の紹介をしていきますね。
※上にあります目次の各施設を順番にナビに入れて行けば、何も考えずに釧路湿原をぐるっと一周できますので、観光時にご活用下さい。
釧路湿原野生生物保護センター
名前がちょっとお堅そうな雰囲気ですが、ちょっと寄って行く分には小さな無料博物館に行く位のノリで行けちゃいます。
フクロウやワシ、タンチョウなど釧路湿原にいる野生生物について学ぶことができまするようになっていました。
展示がとにかく小綺麗!!
名前と建物からは想像できない感じ、かなり良いところです。
時間がかかる場所でもありませんし、釧路湿原の入り口として、ちょっと寄って見ても良いのかなと思いますよ♪
こちらでは釧路湿原で傷病したワシやフクロウなどを捕獲し治療にあたっています。
そのバックヤードを見学するツアーなどもあります、詳しくは↓
営業時間 | 9:30~16:30(4月~10月) 9:30~16:00(11月~3月) |
定休日 | 水曜日、年末年始(12/28~1/4) |
住所 | 北海道釧路市北斗2-2101 |
電話番号 | 0154-56-2565 |
釧路市湿原展望台
比較的に釧路市外に近い場所にあるので、行きやすいのが魅力の場所。
湿原の良い景色を見たければ「コッタロ湿原展望台」「細岡展望台」等がありますが、ちょっと車で細い道などの悪路を走行する必要もありますし、急な坂道を歩く必要もあります。
ここは複合的に色々できるので、釧路湿原をぐるっと回る時間が無い方などには良いかもしれません。
観光で来た場合には
・釧路湿原についての展示を見て行く
・湿原風景を展望する
・散策路を歩く
ショップやレストランもあり休憩やお土産の購入なども可能です。
展示や景色に関しては有料、散策はヒグマ注意と少し難しい場所ではありますね。
湿原の他の施設をぐるっと回るのであれば、自分は時間が無ければスルーするかも。
営業時間 | 8:30~18:00(4月~9月) 9:00~17:00(10月~3月) ※最終受付は30分前までです |
定休日 | 年末年始 |
住所 | 〒084-0922 北海道釧路市北斗6-11 |
電話番号 | 0154-56-2424 |
温根内ビジターセンター
ここで観光時にできる事は、ビジターセンターの展示見学や釧路湿原散策などです。
展示は小綺麗で無料ですし、散策ではかなりしっかりした道が整備されています。
所要時間は全部しっかりと体験していくと2時間程度かかるかもしれません。
サクッと回ると1時間程度といったところ。
この場所はこのようなしっかりとした散策路が続いています、上記で紹介した「釧路市湿原展望台」の散策路等はほぼ獣道だったりするので、観光時にしっかりとした装備で来ていない方であればこちらが断然おすすめ。
釧路湿原の散策であればココ!!
自分は絶対外せない観光名所だと思っています。
営業時間 | 4月~10月:9時00分~17時00分 11月~3月:9時00分~16時00分 |
定休日 | 火曜日 |
住所 | 〒085-1145 阿寒郡鶴居村温根内 |
電話番号 | 0154-65-2323 |
クチョロ原野塘路線(1060号線)※ナビでは渡部牧場付近~
この道を通ってグルッと一周するのが個人的にオススメな釧路湿原の周り方なのですが、ナビでうまく入らない場合があるので、「渡部牧場」などをナビに入れると行きやすいのかもしれません。
上記の地図から「塘路」を目指して走っていきます。
釧路湿原と言っても広いですし、左右が湿原になっていて湿原のど真ん中を走れる道というのは多くはありません。
ここはまさに湿原のど真ん中を走れるような場所になっていて、左手には川、右手には湿原と本当に雰囲気が良いです。
5月でもタンチョウが飛んできていて見ることができました。
川釣りをしている方も多く見られました。
夜間通行止めだったり、ちょっと細くなっている場所なんかもありますのでその点は注意です。
コッタロ湿原展望台
先ほど紹介した「クチョロ原野塘路線(1060号線)」の途中にある展望台です、ここからの景色が最高ですので併せて行くといいです。
駐車場は適当に停めちゃえばいい感じ、休日でもそこまで混雑していません。
このような階段を上っていきます、距離的にはこの3倍以上登る感じなので、足腰に自信がない方はちょっと厳しいかもしれません。
ただその分湿原を上から見渡せる感じなので、ここでしか味わえないような景観が広がります。
写真で見るよりも自分の目で見てもらった方が魅力的だとは感じます。
個人的には釧路湿原の展望スポットで1,2を争う場所だと感じましたよ!!
塘路湖周辺
塘路湖周辺では複合的に色々と出来る場所になっていて、
・塘路湖エコミュージアムセンター「あるこっと」
→湿原について学ぶ
・塘路元村ハウスぱる
→カヌー体験
・塘路元村キャンプ場
→キャンプ
・標茶町博物館 ニタイ・ト
→博物館で標茶町の自然について学ぶ
・旧塘路駅逓所など
→ちょっとした見学
等の体験ができます。
ただここまで紹介してきた施設を回っている場合ですが、展示などはちょっと弱めに感じます。
ここはキャンプをしたり、カヌー体験をしたい場合に来ると良いかもしれません!!
そうすると、キャンプ時にちょっと博物館も見てみようか!などとなり充実するはず。
内容はここですべて紹介すると長くなってしまうので、詳しく知りたい方は↓の記事からどうぞ。
開館時間 | 9:30~16:30 |
休館日 | 月曜日 年末年始(12月29日~1月3日) ※7月1日~8月31日は休館日なし |
入場料金 | 個人 220円 団体(20名以上)160円 高校生以下と70歳以上は無料 |
細岡展望台
先ほど紹介した「コッタロ湿原展望台」と並ぶ、釧路湿原で1,2を争う展望スポットです。
ここに行くためには「細岡ビジターズラウンジ」という場所に車を停め、徒歩で5分ほど歩きますが、舗装された車道を歩けて、野生生物などはそこまで怖い感じでもありませんでしたので誰でも気軽に行くことができますよ。
釧路湿原を一周グルッと回るには少し寄り道になってはしまいますが、個人的には外せない場所かなと感じます!!
※歩き方や周辺の情報、駐車場などのアクセス等↓の記事で確認してから行くとスムーズですよ。
営業時間 | 4月~ 9月 9:00~18:00 10月~ 3月 10:00~16:00 |
定休日 | 年末年始 |
住所 | 北海道釧路郡釧路町字達古武22-9 |
電話番号 | 0154-40-4455 |
釧路湿原のあとがき
ここまで紹介してきた場所は、上記の地図のルートで行けばすべて体験できることです。
※冒頭でも書きましたが右上の1060号線だけルートが出ないので違います。
個人的にはこう回るという情報であり、また他にも施設は多々あります。
野生動物が怖かったり、あまりにもルートから外れすぎていて行きにくい場所は除外して紹介しています。
全て自分で体験してきて、家族や知人に自信をもっておすすめできるルートになってはいますので、良ければ参考にしてみてください。
釧路観光時には行くべき場所、良い体験になりました!!
もし釧路湿原に宿泊も含め来場する場合におすすめなのが「スーパーホテル」
2024年に10年ぶりくらいに宿泊したのですが、昔は無かったウエルカムドリンクで様々な種類のお酒、カクテルが作れるサービスがあったり、天然温泉付きだったり、無料朝食の焼きたてパンがかなり美味しかったり等、一泊3000円~4000円程度で泊まれる割にサービスがもの凄かったです!!
昔は「スーパーホテル」と言えばビジネスホテルの中でも一番安くて微妙という評価でしたが、2024年ではコスパ最高の宿だなという感想でしたよ♪
※安いビジネスホテルはどの地域もほぼ制覇し、かなりの件数宿泊している筆者個人の感想です。
●釧路観光に行く前に見ていただきたいのがこの記事↓
各名所の所感やどんな方におすすめなのか等を記載、皆様の旅がより充実するよう作成しました。